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デザインってなに?
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元々、Designは、「区分けして(整理して)描くこと」という意味です。絵をきれいに描くことや誰も分からない特殊な美意識を披露することでもありませんし、コンピュータを使いこなす技術やスキルでもありません。ものを作る職業でもありません。図示することを指し、立案すること、計画すること、企てることを意味します。

Designに最も近い訳語は「意匠」ではなく「計画」であると考えます。デザイナーとは、計画をつくる人、つまり立案する人のことです。ここで間違えないで欲しいのは、立案とはアイディアを出すことだけではないということです。「立てる」という言葉には「成立させる」という意味があるとおり、立派にひとり立ちしたプラン(案)をつくる・まとめるということです。

広告、映像、産業…様々な業界にデザイナーはたくさんいますが、本来の意味でのデザイナーは、日本ではデザイナーと呼ばれていません。アートディレクターやプランナーと呼ばれることが多いようです。場合によっては「営業」の肩書きでデザインしている人もいます。言葉にとらわれてはいけませんが、こだわりは持ちたいと思います。「デザイン」という言葉への間違った解釈は「デザイン」が世の中に誤解される要因のひとつになっていると考えています。

長岡デザイン事務所が「デザイン」と語る時は、本来の意味での「デザイン」を使うように心掛けています。

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ブランドをデザインする

「きれいであれば良い」というのは間違いです。「かっこいいのが最良である」というのも間違いです。商品にしろ企業にしろブランドというのは「人」と同じです。人が人を好きになるように、人が人を尊敬するように、人はブランドに対します。きれいな人はたしかに好きだけれど、かっこいい人はたしかに好きだけれど、人を判断する指標はそれだけじゃないはずです。同じ人を見てかっこいいと思う人もいれば、そう思わない人もいます。むしろ「かっこつけたヤツ」は嫌われたりもします。かっこうばかり気にする人は中身を伴わないというのはよくあることです。

価値観が変わったからというのは嘘で、むかしから人の価値観は個人で違いました。選択肢が増えたから選べるようになっただけのことです。ブランドをどう位置づけるかという問題は、どういう人になりたいかと同じ問題です。どういう人になれば、多くの人に(あるいはコアな人に)支持されると考えますか? 答えはひとつとは限りません。

「イメチェン」という言葉があります。イメージを変えて、再度注目を集めるという手法です。しかし、やはり内面(商品で言えば品質など)がしっかりしていないと、いくらイメージを変えたところで効果は期待できないでしょう。中身のないモノの外見=イメージだけを変えることは、あまり良い戦術とは言えません。なにより消費者に見抜かれてしまいます。(中身をよくするためのチャレンジとして、まずイメージを先行させるという手法はまれにありますが)

主観ではないもっと原義的な部分・根本的な部分で「どうあるべきか」を考え計画・立案するのがデザインです。

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