最近立て続けに、店舗のポイントカードやハガキあるいはパッケージ(箱)に「こういう紙を使いたい」と言ってどこかで見つけてきたと思われる非常に質感・触感(手触り)の良い紙を指定されることがあった。
いわゆる非塗工紙なんです。
非塗工でも印刷可能な紙はたくさんあります。
しかし、その…。街の文房具屋さんで売ってるそれは…。
普通の印刷用紙がなぜ塗工(コート)なのかというと、印刷しやすくするためです。
逆に「塗工に非ず」の紙は印刷に適していないと考えてもらえると大変ありがたく存じます…とは言え、その素材の質感は、例えば箱なら、持った時に受ける印象は段違いだ。ロイヤルティを考えるとこうした紙を選択するのはもちろんいい手だ。
顧客がそれをどう感じて、どのように満足するのかを考えることそれこそが「デザイン」だ。
エンボスの利いたそのシワシワ感はとっても素敵ですよね。うん。
インクがポロポロと剥がれてきたり、そもそも最初からカスレていたり、乾きが遅くて裏移りしていたり…印刷屋さんが大変なんです。高度なんです。写真を印刷?!そ、それは…う〜ん…
アラベールで妥協してもらう…という対応ではいかんよ。うん、たいへんいかん。
いろいろ模索して、この紙なら実現できそうだといざ見積りをしてみると「なんでこんなに高いの?」と…。
特殊紙は高いんです。ぜひご理解ください。それだけの価値はあるものです。
